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のんびりまったり無法地帯
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これ描いてる最中半分寝ていたんですがそれがフォトショの怒りに触れたのか、完成間近でお止まりあそばされました。眠気吹っ飛んだ。
なのでスクショとって無理矢理完成させたので画質が荒いんですけど(止まったときの画像が縮小していたのでjpg保存の時に拡大させました)逆にいい味が出たかもしれません。

篝に雨上がりぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらんさせようと思って描いて完成して気づきました前も同じシチュで落書きしたことに。自分はそんなに篝をらんらんさせたいのでしょうか、分かりません。しかも今回は足下を描いていないので説明しないと意味不明ですね。ここであなたの妄想力が試されるときですyあっうそです。
むしろ早朝散歩に見えますのでもうそれでいいです。

あと前の雨上がり落書きにつけてたSSっぽいものが出てきたのでリサイクルアップします。細かいところちょこちょこ直したので当時よりは読みやすくなっているといいなぁ。
森羅と篝の甘さもくそもない淡々としたお話ですが書いた私はこっぱずかしくてしょうがないという。

「バカじゃないの」
開口一番の酷い言われようにさして気にする様子でもなく、森羅は目の前にいる篝を見つめた。一方篝は無表情な森羅とは対照的に呆れ顔を惜しげもなく出している。
「風邪引くわよ。それとも引きたいの?」
嫌味たらしく言ってみたが目の前の男は相変わらず眉一つ動かさない、無表情のままだ。
 つい先ほどまで雨が降っていた。
朝は弱々しかった雨音が昼を過ぎた頃にはごうごうと唸りを上げ、それは空が赤くなるまで続き、日が落ちる頃にようやく止んだのだ。
その雨音が一番酷い時から収まるこの時まで彼はずっと外にいたのだから、篝は呆れるほかにない。
あらかじめ用意しておいたタオルを渡しながらつくづく思う。この男は分からない。
自分がこの里に来てからまだ日が浅いゆえに当然だろうとも思うが、この男はそれを差し置いても理解できないことが多すぎる。
普段は無表情で感情が掴めないくせに、いざ機体に乗るとただの直情バカだ。動きにぶれがなくただ敵を落とすことしか考えていない。その感情は単純で、普段とは正反対で手に取るように分かりやすい。あまりにも差があり過ぎてそれがよけいに混乱させる。この男の心の内がまったく読み取れない。
 今だってそうだ。機体整備が終わって各時部屋へ戻ろうというときに彼はおもむろに外へ出た。雨が降りしきる中、ただ何もぜずぼうっと突っ立っている。
何かあったのだろうかと彼を見てもその無表情から読み取れる感情は何一つなかった。中に戻れと言おうにもそれを軽く言えるほどお互いの距離はまだ近くない。
自分自身彼の行動にそこまで興味があるわけでもないので好きにさせようととりあえず放っておいたらこれだ。この男は本当に分からない。
「……一体何がしたかったわけ」
「………何が………」
思わず口に出してしまったら珍しく森羅が反応してきたので驚いた。鳶色の強い瞳がこちらを見据える。
「いいから早く体拭いて服絞って。今体調崩されると困るんだから」
少し緊張するもこのままでは風邪を引きそうなので、篝はとりあえず今やるべき事を優先することにする。
「……が…」
「え?」
おとなしく髪を拭き始めた森羅がぽつりと漏らした。
「あんた昨日、庭を歩いていただろう」
「?ええ、まあ。歩いていたけど。何よいきなり」
たしかに篝は昨日庭を歩いた。今日同様雨だったのだが昼過ぎ頃に止み、照り始めた太陽の光が水たまりに反射してとても綺麗だったのでほんの少しだけはしゃいでしまった。まさかそれを森羅に見られていたとは。恥ずかしくなり顔をそらした篝を気にすることもなく森羅は淡々と続ける。
「あんたが楽しそうだったから、自分もやってみた」
「はぁ?」
淡々過ぎる。
「ちょっと待って、全然理解できないんだけど。昨日の私の行動と今日のあなたの行動のどこが繋がっているのか全然分からないんだけど」
「昨日の篝の行動を真似ただけだが」
「どこがよ。全然違うわよ」
「濡れたか濡れていないかの違いだけだろう」
「そこ根本じゃないの。全然違うじゃないの。っていうか楽しんでたの!?」
「それなりに」
蓋をあければ単純なものだった。彼はただ雨を楽しんでいただけなのだ。昨日の篝が光る水たまりにはしゃいだように、森羅もまた降りしきる雨に心を躍らせたのだろう。見た目では一切分からなかったけれど篝はそうだと無理矢理納得することにした。
「………わかったから、早く拭いて」
「急かすな。風邪は引かない」
「どこから来るのよ、その自信は」
「昔から体は丈夫に出来てぶくしゅ」
「……。」
「……………。」
吹き出しそうになったがさすがに森羅もバツの悪そうな顔をしたので、珍しく表に見せた感情に免じて我慢してやることにする。
「温かいタオルも持ってくるわ。それからお風呂沸かすから、すぐ入りなさいね」
「…すまない」
「次は雨が止んでからはしゃいでちょうだい」
彼はすでにいつもの無表情だ。だが少しだけ、それが前より柔らかく見えた。
この男は分からない。いつも無表情で感情が掴めない。でもそれはもしかしたら自分の勝手な思いこみかもしれないと篝は思った。本当は空を飛ぶときと同じように、掲げる信念と同じように、至極単純なものなのだろうか。
「ほんと…、バカじゃないの」
込みあげる笑いを静かに吐き出しながら、篝は洗面所へと向かった。

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