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のんびりまったり無法地帯
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素晴らしいアニメでした。
鬱アニメとして評判のようでしたので内心ビクついていましたが覚悟を決めて見ていたせいかとくに鬱と思うこともなかったです(ヘビィな内容でしたが)。おそらく自分の中での鬱という認識がこの作品の「鬱」とは別物であるからだと思います。というより鬱以上に純愛部分が多かったというか。これ鬱という皮を被ったとんでもない純愛アニメですよね?(真顔)内容が重ければ重いほど二人の一途さが引き立つ、そんなアニメでした。

ところでパイオンの扱い酷くないですか。

何という最強の銃剣士(笑)。途中素でモニタみながら「お前何しに来たよ!」と叫びましたよ。そんなパイオンが愛おしい。あと三銃剣士揃った直後のアレはギャグにしかみえませんでした。あそこはもうちょっと何とかして欲しかったなぁ。
そんなわけで最後はちょっとまとめて突っ込んだ感が否めませんでしたがラスト5分でそれも全て浄化されますね。

あとは続きで最終話当たりをメインに割と真面目に語ってみようかなと。

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ここまで男と女を対等に描かれた作品には私初めて出会いました。まりんもメランも本当に同じくらいお互いを想っている、そしてその描写も共に笑い共に傷つき、共に嫉妬もするし共に泣く、すべてがどちらか一方の描写ではなく完全にお互い対等に描かれていました。
2個下の記事で二人の関係は庇護者と非庇護者だと言いましたが中盤以降にガラッと変わって二人とも同じ立場に立ち、お互い守り守られる関係へとなっていきますね。たまんねぇ(本音が)。

まりんとメランがお互いを求める姿がひたすら一途で、一歩間違えれば盲目で病的なものになりそうなのに二人にはそんなものが一切なく、ただただ純粋でとても綺麗でした。ここにメランが戦うことしか知らなかった生体兵器、まりんが13歳の少女であるという重要性が見えてきます。もしまりんがもうちょっと大きかったら、メランがもう少し人間に近い存在だったら、もっとどろどろした生々しい展開になっていたかもしれませんね。
二人に降りかかる試練が凄く重いのでいい感じに対比されててよかったです。これで二人の関係までどろどろしてたらそれこそ鬱だ(笑)。
あとこの作品って結構視聴者サービス(笑)が多いんですけど、それも二人の間には一切ないんですよ。そういった無粋なものが。この辺徹底されてて凄かったです。

すみません何だか止まらなくなったのでさっさと最終話いかせてもらいます(笑)。いずれ細々と語っていきたい。
最終話のクストンVSまりんとメランの展開は燃えました。男が自分の女抱えて戦うんですよ…何スかこの燃えシチュ。メランがモノマキアだからこそ出来る芸当ですね。しかもちゃんとまりんを抱えていることに意味を持たせているのも凄い。この作品ってそれぞれの役割にちゃんと必要性が存在しているのが凄いですね。これ以外にも長屋のみんながそれぞれちゃんと役割があって、しかもその役割をきっちり果たしている(秀太じいちゃんが発明家である必要性、御納戸おじちゃんが彫り師である必要性など)。ただの設定で終わっていないところがいいなぁ。

そして肝心な最終話後の二人について、自分は「一緒にブリガドーンへ旅立った」で行きたいと思います。この作品のネタバレを最初に知ってしまって、最後はどちらともとれる展開だと納得した状態で見ておりましたが、1話から26話まですべて見てからあのEDを見ると、自分はそうとしか見えないんですよね(苦笑)。監督は視聴者に委ねるとのことですので、お言葉に甘えてこれで色々妄想しようと思います。

とはいっても本当の正直なところをいうと、どうでもいいです。言い方が悪いですが、どちらでもいいんですよきっと。二人を一緒に幸せにしたいと思っていても、スタッフロールのあの二人を見ていると本当に幸せそうで、何だか余計なお世話だなぁとさえ思いました。一緒でも離れていても二人の絆は誰にも切れないし、もしお互い別の場所にいたとしても、心は共に、手を繋いでたからものを探しているのでしょう。

本当に素晴らしいアニメでした。
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